プラチナとは？需要と供給について！

金と肩を並べて有名な貴金属プラチナ。
最近よく店舗で、プラチナってどんな金属なんですか？と聞かれることが増えてきました。

ということで今回はプラチナという金属についてお話します！

プラチナとは？

プラチナは、ジュエリーや工業用に使われる貴重な金属であり、日本ではプラチナのアクセサリーの需要が高く、プラチナアクセサリーの需要は世界一なんです!
プラチナの需要が高いのは、金と同様の理由で、その性質や希少性の高さによるものです
そんなプラチナの産地ですが4分の3は南アフリカ産となっており、次にロシアです。この2カ国が世界のプラチナの産出のほとんどを占めています。

プラチナの希少性

実はプラチナは金より採掘量が少ない鉱物です。これまで地球上で採掘された量を比較すると、金は推定約15～17万トンに対し、プラチナは約5,000～7,000トン程度とかなりの差があることがわかります。
そして推定値ですが地球上に眠っているプラチナの総量はたった1万6千トン程度といわれております。
プラチナ鉱石1トンに対しておよそ3グラム程度しか採取できないという非常に希少性の高い金属です。

この希少性が故多くの方が需要の高い理由となっています。

プラチナが使われている身近なもの

意外としられていないのがプラチナが使われるのはジュエリーだけじゃないということです！
私たちが日ごろ使っているあらゆるものにプラチナは使用されています。
例えばPCやテレビのハードディスク。ハードディスクは情報を内部に記録するために微小な磁石を必要としするためプラチナは欠かせません。
 

そしてプラチナの主な利用割合を占めるのが自動車の部品となっています。その割合は全体の4割ほどといわれております。

従来、自動車のマフラーの触媒として使われていたのはパラジウムでしたが、パラジウムよりも耐久性が優れるプラチナに各自動車メーカー移行し始めたことでプラチナの需要は高まりました。

ただし、他のパーツにもプラチナは使われており、自動車1台につき約100gの重さのプラチナが必要になるため、全体のコストが高くなるのが難点です。

まとめ

今回はプラチナについて記述いたしました。
工業製品がプラチナの主な主な利用割合を占めているとは驚きですね！
プラチナはダイアモンドとの相性がいいためジュエリーを購入する際は是非手に取ってみてください！