オーデマピゲとはスイスの時計ブランドで、富裕層から絶大な支持を得ており、世界三大時計の一角です。
あの有名ユーチューバーであるヒカキンさんもオーデマピゲを愛用しており、その価格は2000万円ほどです。
そんな富裕層御用達の時計ブランドオーデマピゲについてお話していきます!
オーデマピゲとは?
オーデマピゲはスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュという小さな町からはじまります。
時計職人の『ジュール=ルイ・オーデマ』は、1875年22歳の時、故郷であるこの町で時計工房を立ち上げました。
彼は時計職人としての技術力が高く、多くのメーカーから機構の製作を依頼されます。仕事量が多くなり一人で運営するにはは難しくなったオーデマは、手伝ってくれないかと友人に声をかけました。この友人こそが『エドワール=オーギュスト・ピゲ』です。
ピゲはオーデマから職人技術を学んだことにより精巧な時計を作れるほどになりました。
ピゲは次第に自分のブランドを持ちたいと思い、オーデマに話を持ちかけます。こうして、1882年に「オーデマピゲ」が創設されました。
ピゲが営業を行い、オーデマがムーブメントの開発。その甲斐があってオーデマピゲは高い知名度を獲得しました。1888年にはロンドンやパリ、ニューヨーク、ベルリン、ブエノスアイレスに代理店を開設することになります。
世界一の功績
年老いたオーデマとピゲは時計製作の前線から退き、息子の『ポール=ルイ・オーデマ』と『ポール=エドワール・ピゲ』に跡を継がせることになります。
1921年には厚さ1.32mmという世界でもっとも薄い懐中時計を開発し、世界中から注目を集めます
そして1938年には腕時計の内部に搭載する手巻き式ムーブメントを厚さ1.64mmまで薄くすることに成功し、1950年には超小型のコンプリケーション機構(複雑機構)を開発。
時計界に大きな衝撃を与えました。
ロイヤルオークの誕生
1969年には大衆に時計が普及しておりそのタイミングで「クォーツショック」が起こりました。
クォーツショックとは日本のブランド「セイコー」が、電池で動く「クォーツ腕時計」を開発したことにより起きた出来事です。
従来の腕時計といえば、ゼンマイで動く械式が当たり前で、職人による技術が必要でした。
しかし、クォーツ腕時計は電池で簡単に動くため、機械式機構が不要で、時計を安く大量生産できたのです。
当然スイスの時計業界は大きな打撃を受けます。オーデマピゲも売上が激減し、クォーツ腕時計への対抗策を模索し始めます。
そんな時、当時オーデマピゲの最高責任者だった『ジョルジュ・ゴレイ』が、デザイナーの『ジェラルド・ジェンタ』に「これまでにないデザインの時計を作れないか」と依頼したところ提案されたのがロイヤルオークでした。
20世紀前半に活躍したイギリスの戦艦「ロイヤル・オーク号」が由来のデザインで、その斬新さとデザイン性の高さから世界中で話題となりました。
まとめ
今回はオーデマピゲについて記述いたしました。
世界三大時計と言われる品や常に革新的な技術、歴史は他のブランドにはないものです。
皆様もオーデマピゲを見る機会があればぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
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