革新的美の集大成　バシュロンコンスタンタンについて！

パテックフィリップ、オーデマピゲと共に世界三大時計ブランドに名を連ねるバシュロンコンスタンタン。

世界三大時計ブランドはスイス発祥で歴史があるという条件があるため当然バシュロンコンスタンタンもスイス発祥の時計メーカーになります。

ということで今回は長い歴史を持つ美の巨匠、バシュロンコンスタンタンについてお話します。

バシュロンコンスタンタンとは？

名門中の名門ヴァシュロンコンスタンタンは創業から266年と、時計界きっての経営年数を持っています。
1755年にスイスで創業したバシュロンはパテックフィリップやオーデマピゲに比べはるかに歴史の長いブランドです。
創業者は、時計師ジャン＝マルク・ヴァシュロンで優れた技術を持ち、深い知識を有しており、顧客からの注文で複雑機構や彫金・装飾技法を使い時計の製作をしていました。
その後、ジャン＝マルク・ヴァシュロンの孫であるジャック・バルテルミー・ヴァシュロンが経営を引き継ぎ、1819年、フランソワ・コンスタンタンが経営に加入。現在の「ヴァシュロン＆コンスタンタン」が誕生することとなりました。

バシュロンコンスタンタンのロゴ

現在ヴァシュロンコンスタンタンのブランドの象徴にもなっている十字ですがこれはは1880年に誕生しました。

この十字はマルタ十字といい、カトリック修道会のマルタ騎士団が掲げていたマークです。

マルタ騎士団に何かゆかりがあるのかと思うかもしれませんが、このロゴになった経緯はユニークで、かつて香箱のカバーに取り付けられていた部品のデザインがマルタ十字に似ていたためロゴとしてマルタ十字を採用したのだとか。

1880年にスイスで商標登録されて以降、ダイアルやリュウズ、ラグなどにこの十字が施されています。

では次にバシュロンコンスタンタンの代表的なモデルを紹介します。

オーヴァーシーズ
 

オーヴァーシーズ1996年に誕生した、ヴァシュロン・コンスタンタンのスポーツモデル。

オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」やパテック フィリップの「ノーチラス」と同様、ラグジュアリースポーツウォッチに分類されます。
優雅さがあり、実用性も素晴らしく、購入時に3種類ほどのストラップが付属しているのでシーンにあった楽しみ方ができます。

オーヴァーシーズは2回のモデルチェンジが行われていいます。また派生モデルも展開されているため、好みに合わせて選ぶことができます。

フィフティーシックス

フィフティーシックスは、ブランド初の自動巻きムーブメントを備えた往年の名機「Ref.6073」にオマージュを捧げるコレクションとなっています。

このクラシカルなデザインは、1956年に誕生したRef.6073から着想を得ています。ラグのマルタ十字モチーフが際立つバシュロンらしい作品です。

大胆なデザインのケースと古典的な文字盤のコントラストが、時計に個性を与えており、知名度、人気ともに雲上の一品です。

まとめ

今回はバシュロンコンスタンタンについて記述いたしました。
バシュロンコンスタンタンは現在カルティエやIWC，ランゲ＆ゾーネ等とともに、リシュモングループ傘下に加わっております。
是非皆様も手に取っていただき、世界三大ブランドの歴史に触れてみてはいかがでしょうか